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August 30, 2016

テクノロジーが再び店舗の楽しさを生み出すための3つの道筋

Donnalyn Smith/ President of North America, Momentum Worldwide

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あなたはある日、完璧なブーツをブログで見つけた。そして近くのお店にそれがあるか見つけるために携帯電話を使った。意見を聞くためにフェイスブックにそのブーツを投稿し、オンラインでいくつものレビューを読んだ。また実際の店舗で試してみてその写真を友達に送って意見も聞いた。そして帰宅して最安値でしかも最も良い条件で配達してくれるオプションを使いブーツを手に入れた。
 

クリックし、買い、手に入れる。

それがブーツであろうが、テレビであろうが、自宅で食べるオーガニックミールであろうが、買物における携帯電話の存在感は増し続けています。リテーラーはストア体験を強化することで人々にとって必要不可欠な存在でいつづけなければなりません。たとえ実店舗の力でビジネスやアイデンティティを確立していても、他にしなければならないことがあります。今日、店舗体験と相互に作用するツールとしてでなく、店舗の外で稼動するツールとして、人々はデジタルのパスを選択します。何故ならそれらは簡単で、早くて、なによりよりインストア体験に引けをとらない体験を提供してくれるからです。 
 
良いニュース: テクノロジーはショッピングの世界にとても有効である。
恐ろしいニュース: モバイルがショッピング体験をより良いものにしてくれるものだと考え、多くのショッパーが手に携帯電話を持って歩き回っているというのに、小売店はぐずぐずしてショッパーに新しい価値の形を提供していない。
 
店舗そしてブランドはどんな方向の変革ができるのでしょうか、テクノロジーを使い、店舗を注目されるようにする3つの道筋を以下に示します。
 

1.人々がより良い決断・選択をすることを助ける

弊社モメンタムとチェースデザインの共同調査によると、ショッパーの85%が時間とお金を節約するためのショッピングテクノロジーを求めています。今まではモバイルがその役割を果たしてきました。店舗はどんな価値を補完できるでしょうか。調査の回答者は正しい商品を買う権利(60%)や製品の使用方法を示してくれることや(52%)、買物のためのより多くの情報(43%)をショッピングテクノロジーが提供してくれることを望んでいます。いま改めて、どのようなインストアテクノロジーがお店の価値を再構築し優位性を打ち立てることができるのか。人々が熟考したり決心したりすることが出来る場、環境として店舗が持つレガシーを考えてみる必要があります。
 

2.体験の戦略を開発する

私たちの調査では、小売革命として業界で話題のショッピングテクノロジーへの接触度についても調査しました。最も認知が高かったのは「ワンタッチオーダー」(28%)続いて「スマートアプリ」(21%)「店内のアクティブディスプレイ」(18%) 「ドローンでの配達」(8%)「ARによる製品の可視化」(7%)「アクティブミラー」(5%) でした。そして過半数を超えるショッパーが「アクティブディスプレイ」(70%)「インストアビーコン」(54%)「アクティブミラー」(53%)など先進的テクノロジーを使うのに興味があると回答しました。これらはすべて店内で使われるテクノロジーです。価値があるところから出発する。あなたのテクノロジー戦略を体験マーケティングの戦略と紐付け、そこからテストと戦術への投資を行なうのが良いでしょう。
 

3.イノベーションする分野を特定する

ショッピングテクノロジーは食料品スーパー(76%) やデパート(49%)そして 大型量販店(46%)などの販売チャネルで求められています。またショッピングテクノロジーが買物体験を手助けすると期待される製品カテゴリーは、アパレル(76%)映画・ビデオ・音楽(69%)家庭家電(67%)があげられています。この調査から二つの可能性が見えてきます。つまりこれらのチャネルとカテゴリーこそ、あなたが提供する新しい技術が心待ちにされている分野なのです。もしあなたがそれを出来る立場にいたらここから始めてください。人々は既にそこに変化を見たためこれらのカテゴリーに熱烈なラブコールを送ります。 しかしこれ以外のカテゴリーはそれより革新的な跳躍が必要です。もしあなたがマーケティングの世界に身を置いていたら、購買への道のりが認知と購入の間で新しい交差と折り返しをしていることを知っている筈です。人々が何処に向かいたいか見つけ、ショッパーがあなたに提供してくれる方向ディレクションに基づいて、技術に関する決断をするべきなのです。
 
これが、店舗の楽しみを再び取り戻すための3つの道筋なのです。